マカオについて
マカオは北側の半島(マカオ半島)と南側の島(コタイ)に大きく分割され、それぞれがいくつかの橋で行き来することができます。
マカオの詳細についてはwikiで詳しく調べる事もできますが、元ポルトガル領で香港の西に位置し、香港からは世界最長の海上橋、港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)で繋がっています。
マカオといえば世界一の市場規模を誇るカジノが有名です。歴史的にポルトガル領であったこもありヨーロッパの街並みの中国の文化が入り混じった独特の雰囲気を味わう事ができます。
日本との時差は一時間ほどですので、時差の問題はほぼありません。
マカオの魅力
マカオの魅力はカジノ!と言えますが、実際に訪れると赤と黄を基調としたネオンとカジノのギラギラ感が溢れており、非日常的な雰囲気の漂う夜の街を散策するだけでも高揚感に満たされていきます。
カジノは勿論のことですが、中国とポルトガルの入り混じった文化も魅力的です。
マカオへの行き方
マカオへの直行便
直行便は東京と大阪から出航されています。直行便の魅力はマカオ空港に到着するとそのままタクシーで10分~30分程度で目的のカジノまで移動できることです。
東京から(約5時間)
成田空港からマカオ航空の直行便が2本出ています。以前は午後4時前後発の1本のみでしたが、2019年より2本に変更になっています。
大阪から(約4時間)
大阪国際空港からもマカオ航空の直行便が1本でています。
香港経由
以前は香港からフェリー経由でマカオへ移動することが一般的でしたが、2019年に完成した港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)を利用した高速バスが運行しており、そちらを利用することをおススメいたします。
香港経由の一番のメリットは日本から香港までの移動手段が多彩で時間や場所の選択肢が多い事があげられます。
また、香港を旅しながらマカオも堪能するツアーやプランもおススメです。
マカオ内の移動
タクシーでの移動が基本ですが、カジノと主要施設を行き来できる無料バスや、現地の方向けのバスも運行しています。
初乗りも15香港ドル前後(200円程度)で金額は安いですが、マカオでは近年悪質なタクシーが問題となっています。乗車時に直接金額を提示するドライバーは相場の数倍の金額を要求しています。そういったタクシーは違法ですので乗らずに別のタクシーをつかまえるか、タクシー乗り場の案内人がいる場合は案内人に伝えれば問題解決します。
マカオの通貨
マカオでは香港ドルとマカオパタカの2種類が流通しています。マカオの通貨はマカオパタカですが、香港ドルを用いることが多くあります。
タクシーや露店等ではどちらもほぼ同じレートで利用することができますが、マカオパタカはマカオ以外では使用や両替をすることが難しい通貨です。また、香港ドルでの買い物をした場合でもおつりでマカオパタカを渡させる場合がありますので、その場合はできる限り早めに使うことをおススメします。
2020年8月1日時点の香港ドルのレートは 1香港ドル=13.66円です。
両替
日本国内
日本国内では香港ドルへの両替が銀行や空港等で可能ですが、レートが非常に悪い事が多くあまりお勧めできません。20%前後の手数料を取られる場合があります。
東京在住の方に限られますが、日本国内でおススメな両替所はこちらのインターバンクです。2%前後の手数料で香港ドルと円の両替に対応しています。他の通貨も手数料が非常に安くおススメです。
マカオ
マカオでは空港、銀行、両替所、カジノ、ホテル等で両替をすることができます。両替をする際にはパスポートを要求される場合があります。
おススメはカジノでの両替ですが、古くからの中国系のカジノよりは外資系のカジノの方が両替レートが良いようです。両替ができる場所にはレートが記載されていますので、余裕がある場合はチェックをしながら一番良い場所を選びましょう。
マカオの北側(マカオ半島)ではWynnやMGMといったカジノの両替レートが比較的良いです。古くからあるリスボアやグランドリスボアは若干レートが悪いようです。
マカオの南側(コタイ)には巨大なカジノが立ち並んでいますが、そちらはどこも大差がないようです。
クレジットカード
マカオは露店等もあり、そういった場所でのクレジットカードは利用できませんが、ホテルや大抵の飲食店ではクレジットカードを使用することができます。マカオの通貨である香港ドルは換金レートが非常に悪い事が多いですので、クレジットカードをメインに使用することをおススメします。
カジノ紹介

マカオには現在41のカジノがあります(2020年7月時点)
リスボアカジノ

マカオで古くからの歴史を持つカジノです。中国返還後に外資系のカジノが進出するまではマカオのカジノといえばリスボアといえるほど有名なカジノです。
近年は建物の老朽化や外資系カジノの進出により客足もだいぶ少なくなっています。
グランドリスボア
リスボアの正面に作られた、マカオのランドマーク的な建物です。
キングスライムを彷彿させる独特な造形となっています。
カジノの遊び方
カジノへの入場方法と注意点
2000年前後のマカオはディーラーがチップを客に要求したり、態度も横柄でマナーがあまり良くありませんでしたが、外資系カジノの参入とともにディーラーの質も向上しています。
マカオの公用語は広東語(中国語)とポルトガル語ですが、広東語以外はあまり言葉は通じません。ホテルであれば英語での意思疎通はできますが、ディーラーにはあまり英語は通じないと思って接したほうが無難です。キャッシャー等であれば英語は通じます。
マカオの食事
マカオは1999年に中国に返還されるまではポルトガル領でした。そのため、中国料理だけではなく豊富な海の幸を使ったポルトガル料理も有名です。
今後随時マカオの食事についても情報をUPしていきます。
まずは毎回マカオへ行った時に立ち寄るポルトガル料理のお店を紹介します。
また庶民の方向けの朝食(昼食)として飲茶が有名です。中国茶と一緒に点心等を楽しめます。
マカオ観光地
セナド広場
マカオの観光といえばマカオ半島にあるセナド広場が大変有名です。セナド広場からは徒歩で沢山の世界遺産を巡る事ができます。
マカオタワー
マカオの中央に位置するマカオタワーは、初めてマカオに来た方には是非一度は行って欲しい観光名所です。
マカオジャイアントパンダパビリオン
実はマカオではパンダを見ることができます。比較的閑散としていますので、ゆっくりとパンダを見たい!という方におススメの場所です。
媽閣廟
セナド広場の西方にある媽閣廟は、1488年に建造された歴史ある廟です。
マカオはカジノだけではなく中国やポルトガルの文化に触れることができますが、中国文化に触れたい方におススメのスポットです。
マカオの開催中のイベント
マカオで開催中のイベントについては、マカオ政府のHPで日本語での案内があります。
開催中のイベントや、今の天候等を確認できますので旅行のプランを立てる参考になります。
新年(1月)
マカオは中国の一部ですので、旧正月がメインとなっています。しかし大晦日から年明けにかけてはグランドリスボアの前に特設ステージが設置され、TV中継の中カウントダウンが催されています。0時を迎えるとマカオタワー周辺から花火が打ちあがり新年を祝福してくれます。
G2E(5月)
昨年までは毎年5月に G2E Asia-Global Gaming Expo Asia というカジノ関連の展示会が開催されていました。今年(2020年)は新型肺炎の影響で開催時期が12月に延期となっています。
あらかじめサイトで予約すれば参加可能なイベントで、大手カジノメーカーのアジア市場向けのマシーン等が展示されています。
世界中から業界関係者が集まり商談や情報交換をする場となっていますが、一般の方でも入場可能なイベントです。
国際花火大会(9月~10月)
フードフェスティバル(11月)
毎年11月にマカオタワー前の広場で開催されている、世界中の料理が楽しめるフードフェスティバルです。
マカオグランプリ(11月)
毎年11月にマカオ市内を利用したマカオグランプリ(F3)が開催されています。
私は開催中に訪問したことはありませんが、一度は見てみたいイベントです。